いろんな精神疾患があります
そういった精神疾患を持っていない人と精神疾患にかかっている人とでは何が違うんでしょうか
仕事のストレス、新型コロナで孤立しやすい世の中とか精神疾患にかかる要因はいろいろあると思いますが、外的要因以外にも個人が持つ特性も影響しているようです
ビッグ・ファイブで人の個性は測ることができる
パーソナリティ特性はビッグ・ファイブと呼ばれる5つの特性を測ることで描写できるといわれています
その5つとは誠実性・社交性・感情の安定性・協調性・開放性です
開放性というのは想像力や好奇心の度合いを示します
開放性が高いと知識欲が強く新しいことに取り組むことが好きな性格ということができます
これら5つの特性の強弱が個人個人のパーソナリティ特性を表し
リンクのサイトでビッグファイブ理論に基づいた性格診断ができるようなので気になる方は試してみるといいと思います
ちなみに僕はこんな感じでした
そこまで極端な値はなかったけど、自分で思ってたより協調性がありました
ビッグファイブの値どこからが異常?
ではビッグファイブの特性がどこまで行けば異常なのでしょうか
実はどこからが異常なのかという明確な閾値はありません
何かの特性が極端になって社会生活に不都合な症状がでてきたときに精神疾患として診断されることはありますが、明確な境目があるわけではなく、誰しも少しは”異常”だということです
感情の安定性というのは、ネガティブ感情にどれだけ反応的かというふうに言い換えることができます
安定性が低い場合、周囲の人への感情への感度が高く空気が読める、洞察力がある一方でメンタルが弱い人と評価されがちでもあります。
恐怖や不安などのネガティブ感情に敏感に反応するため、ちょっとした環境の変化や失敗に対して情緒不安定になりやすい傾向があります
一方で感情の安定性が高い場合、メンタルが強いとよく言われるタイプの人になります
物事に応じず、冷静に判断を下すことができる半面自分の周りの危険に気づくのが遅いというマイナスの面もあります
どの特性が強いからいいということではなく、バランスが取れていること、自分の極端な特性を理解して理性でコントロールすることが大事な気がします
健常者も精神疾患患者も何かが違うわけじゃない
さっきみんな少しは”異常”だということを書きました
僕のパーソナリティ特性をより極端にしていったら、きっと何かの精神疾患を患いやすいパーソナリティ特性と重なります
健常者と精神疾患の間に何か崖というか、地割れみたいなものがあって、それを飛び越えるような大きなエネルギーがかかったときにはじめて病気になるということではないと思います
健常者と精神疾患は地続きになっていて、気づいたら病気と診断されるところまで異常が進んでいるというそういうものだと思います
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