もう10年以上前の映画ですけど、テネットと同じクリストファーノーラン監督
インセプションって映画知ってますか?
主人公は客の依頼を受けて、人の夢に侵入してその人の頭の中に依頼されたように思考を埋め込みます
思考を埋め込まれた人は夢から覚めると埋め込まれた思考を自分が考えついたことのように感じて行動します
映画の結末についてはわかりやすいハッピーエンドが好きな僕にとってはちょっと不満なんですが面白い映画です
そして、この思考を埋め込むというやり方が実際にできたら、人を操るのにすごくいいやり方だと思います
実際他人やるのはどうやってやるのか到底思いつきませんが、自分になら使えるかもしれないし、とても有用だと思います
そんなインセプションの話です
自分の意志の力は強い
自分でやると決めたことは人に言われてやることよりも持続力があります
変に理由をつけてやめる選択を正当化することもできないし、なぜか続けることに疑いを持つことが全くなかったりします
どうやって自分からやる気になろう
ではどうやったら自分の意志で何かを始めることができるでしょう
もともと好きなことならいいですが、そうでないことはどうしましょう
誰か夢に飛び込んで思考を埋め込んでほしい気分ですね
何か習慣にしたいことがあるなら、それと同時に好きなことをやることでその習慣にポジティブなイメージを何か埋め込むとかっていうのはどうでしょう
例えば、毎日ジョギングをすることを習慣にしたいならその帰りに、コンビニでおいしいジュースをかってもいいことにするとか(この例はダイエットのためにジョギングをする人にはちょっとずれてますが)
ただ気合でやる気を持続させるのではなく、こんなふうに自分の心をコントロールしてやりたいという気持ちを持たせることが必要です
心理的リアクタンス
逆に人に言われたことがやりたくなくなったりするのはどうしてかという話もおまけにしておきます
人の心では心理的リアクタンスという現象が起きます
リアクタンスとは理系の人なら物理の授業で聞いたことがあると思いますが、僕はあんまり理解していないですが、外部から加わる入力に対する抵抗力みたいなものとイメージしてもらえばいいと思います
この心理的リアクタンスがどんなふうに僕たちの心の中で働くのでしょう
例えば”部屋を片付けなさい”と言われて、今からやろうと思ったのにといってやる気がなくなるあるある現象
これも心理的リアクタンスが働いています
外部から片づけをしなさいという入力が働いたことで心はその入力による変化を打ち消す方向に働いたのです
その結果、心は現状から動かない状態を選ぶのです
もし人に何かやってもらおうと思うなら、強制的にやらせようとするのではなく、相手が心から、これは自分がやらなくてはと思うように仕向けることが有効です
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