連言錯誤

一般的な事象よりも特殊な事象の方が起こりやすいと誤って判断する傾向を指す連言錯誤という言葉があります

中学校で習うベン図を使って考えれば、あきらかに一般的な事象の方が起こりやすいのですが…

この不思議な勘違いについて考えてみましょう

連言錯誤とは

連言錯誤という現象のイメージをつかむためにまずは具体例から見ていきましょう

ダニエル・カーネマンとエイモス・トヴェルスキーが行った

リンダ問題

リンダは31歳で未婚、社交的で聡明です
学生時代に哲学を専攻していました
また、差別と社会正義に深く関心を寄せ、非核運動にも参加していました
では、現在彼女がついている可能性が高い順に下の職業を並べてください

  1. 小学校の先生
  2. 書店で働き、ヨガを習っている
  3. フェミニスト運動家として活動
  4. 精神医学のソーシャル・ワーカー
  5. 女性有権者同盟の会員
  6. 銀行員
  7. 保険の外交員
  8. 銀行員でフェミニスト運動家として活動

問題をよく見ると3.フェミニスト運動家として活動していると6.銀行員が合体して、8.銀行員でフェミニスト運動家として活動の回答になることがわかります

よって、リンダが8.である可能性は3.や6.より低いはずです

にもかかわらず、カーネマンたちの実験の被験者となった学生の85%が3.>8.>6.の順番で回答しました

カーネマンとトヴェルスキーによると、あまり代表的でない要素に、代表的な要素が組み合わされると、人は両社を結び付け、代表的な要素でそれらしく見るようにするそうです

これを代表性ヒューリスティックの連言錯誤といいます

コメント

タイトルとURLをコピーしました