理不尽坂ダッシュとその理由

野球部といえば走ってるイメージありますよね

僕は高校まで野球部でした

練習でも走るし、怒られても走るし(怒られると掃除というパターンもありましたが)

とにかく走るんです

ボールを投げて打つ競技だと思うんですが、とにかく走る

しかも瞬発力というよりは持久力がつくようなメニューが多かった

もしかしたら瞬発力を鍛えたいメニューだったのかもしれませんが、どうしても練習を最後まで耐えるということを考えてしまうんでペース配分をしてしまうんですよね

なので僕の場合、短距離走はそこまで速くならずに変わりといってはなんですが長距離走は同じ学校の陸上部の長距離走選手の子より速くなってしまいました

そんなめちゃくちゃ走る野球部時代のエピソードで1つどうしても納得いかない走らされた理由とそのときの監督の真意について書いていきます

ボール蹴るな

トスバッティングという練習があります

ネットに向かってするバッティング練習で、1人が近くからボールを下から投げてバッターはそれを打つという練習です

連続でかごいっぱいの球を打ってかごの球がなくなったら集めてまた打ってという感じなのでかごの球なくなりかけのときにはボールが足元に結構転がることになるんですが、監督がいきなり

”今ボール蹴ったろ”

といちゃもんをつけてきました

いちゃもんというかそういうふうに見えたのかもしれませんが、僕はボールを蹴った認識はありませんでした

とはいえ監督にいいかえせるはずもなく、言われるがままに罰走のたびにでました

”あーお母さん弁当つくってくれたけど、今日は全然意味ない練習の日になっちゃった”

とか思いながら走っていました

一応坂道をダッシュするんですが、自分のペースでできてしまうので、まあ楽勝ってことはないですがそんなにキツイわけでもありません

”いつ終わるんかなーはよおわれー”

って気持ちはありつつもめちゃくちゃきついわけでもない

そんな状態で走っていると先輩マネージャーから呼ばれました

監督が呼んでいるとのこと

”はー終わったー”

と勝手に決めつけて監督のところにいくと、まあ予想どおりといえば予想通りの問いが

”なんでボール蹴ったらいけんかわかるか?”

まあ、たぶんこれだろうなっていう答えはあるんですがなんか恥ずかしくていえませんでした

なので、そんなわけねーだろって思いながら

”ボールが痛むのが早くなるからです”

と答えました(授業中とかに先生にあてられて黙るのは意味がわからん。わかりませんくらいくらい言えるじゃろ。と常々思っている僕なので、違うだろと思いながらも黙っていることはできませんでした)

そうすると案の定、”違う”と

”相手と魂をぶつけるためのボールを蹴ったら行けんじゃろーが”

うん、まあそういう系統の話だとは思ったけどね

そんなくさい?歯がうくような?精神論全開の?答えを言えるわけねーだろ!!と思いながら、

”はい!はい!”と返事をして練習に戻っていきましたとさ

めでたしめでたし

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