雨の日
嫌いな人が多いと思いますが、屋外競技の運動部にとっては恵の雨な時もあります
早く帰って何かすることがあるわけでもないですが、雨で練習が早めに終わるのってなぜかうれしいんですよね
高校時代の野球部の雨の日の思い出を書きます
ある日の練習で確か練習中にザーザーと雨が降り出して、キャプテンからの伝達で今日は中断で練習終わりとのこと
普段は整列して、監督からちょっとだけ話があってアリガトーゴザイマシター!!って終わるんですけど、まあ雨だしそういう解散もあるかと個人的にはそんなくらいにしか思ってませんでした
ちょうどそのころ僕たち3年の間で少しだけ、本当にすこしだけ麻雀が流行っていて
といっても普段モバゲーで1人でやっててたまに同じ野球部3年のDの親の魚屋の2階のマージャン部屋で点数計算もわからず麻雀をやるというそんな程度ですが
とにかくたまにしかない部室ですごす自由な時間ということで誰がもってきたのか麻雀セットを広げて普段はバックネット裏に出してあるテーブルを部室に持ち込んで麻雀開始です!
普段部室ですることといったらおいてある誰かのマンガを読むか、PSPのモンハン(ぼくはやってませんでした)をやるくらいだったので新鮮な気分で、野球部で数人しかできない麻雀をできるという優越感みたいなものもありました
”お前意外と動かん(チーやポンをしない)なー”とか
なんとか知っている少ない麻雀の知識でわいわいやっていると突然マネージャーが呼びに来ました
なんと、監督の意図はグランドからちょっと離れた体育館で最後練習の締めのあいさつをするつもりだったとのこと
キャプテン、おまえ、、、その聞き間違いはえぐいぞ、、、
まもなく監督がまた、グランドに上がってきてキャプテンが怒られてました
部室の中ではそんなの聞いてるひまもなく、
”やべぇはよしろ!!”
”隠せ隠せ”
と、とにかく手あたり次第に麻雀パイを野球カバンやその辺のかごにつめこんで大慌てで詰め込みました
そんな野球が全く関係ない野球部の思い出でした
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