先日めっちゃくちゃいいレジャーを見つけてしまいました
潮干狩りっていうんですけど皆さん知ってますか?笑
31歳にして人生で初めて潮干狩りに家族でいきました
愛知県の吉田海岸というところなんですが、吉田海岸現地のガイド、潮干狩り自体のガイド含め書いていきます
愛知県西尾市 吉田海岸
愛知県 潮干狩りで検索すると8か所くらい潮干狩りの場所がヒットします
この中のどこがいいかという吟味はそこまでしてないのですが、めっちゃ料金が高いところは避けてそれなりの料金だった、西尾市吉田海岸というところに決めました
この場所に行かれる方向けにアクセスや開催時期について紹介していきます
吉田海岸潮干狩り場のホームページにも結構詳しく書いてあるのでこちらも見てみてください
アクセス
Goggle mapで吉田海岸と検索するとだいたいの位置はわかるのでそこまでの案内はGoogle mapさんに任せるとして、会場付近の地理について紹介しておきます
吉田海岸潮干狩り場ホームページにある地図をお借りして、潮干狩り場周辺の様子を説明します
黄緑の矢印の道路を通って潮干狩り場入口に向かいます
潮干狩りの旗がこの矢印の通りにはついてましたがそのとなりのとなりのとなり赤くしている道路にナビで案内されると、看板とかの案内もないのでちょっと戸惑ってしまうかもしれません。
ここの道路は潮干狩り場の駐車場になっていて、ここからは入れないようになっています
(僕がいったときは満車になっているからかと思いましたが、黄緑矢印の先にある入り口で料金の徴収もしていたので、おそらくこちらが唯一の車の入り口なはず)
駐車場
先ほどの地図の赤色の通路脇と、水色の駐車場がありました
100台以上は止められそうな雰囲気でした
下の開催時期のところにも書きますが官庁時間の前後1時間半が潮干狩りに適しているとのことなので、干潮時間の2時間前くらいに会場につきましたが、その時間ですでに上の地図の状態で通路脇の駐車場は満車で駐車場への誘導が始まっていました
そして駐車場も半分くらいは埋まってそうでした
潮干狩りの取れ高的にも駐車場の空き的にも干潮時間の2時間前くらいにはついておくのが無難だと思います
開催時期
開催時期は吉田海岸潮干狩り場のホームページで確認しましょう
なんとなく5月にやるイメージで、その期間はいつでもできるのかと思ってましたがそういうわけではないようです
吉田海岸の場合、ホームページにカレンダーが掲載されていて、時間がかかれている日しか潮干狩りはできないようです
毎年変わると思われるので、潮干狩りの計画を立てるときに必ずチェックしましょう
ホームページには干潮時間の前後1時間半が潮干狩りに適している、とありますが、実際にはこれよりも早い時間に始めている方もたくさんいます
体力に自信があって長時間潮干狩りしたい方、初心者でアサリ発見効率に自信はないけどもとは取りたい方は3、4時間前に会場入りしてみてもいいのかもしれません
料金
ホームページに書いてある通り、2024年現在では大人1500円、子供1000円となっています
駐車場に入る前に係の人が立っていて、車からお金を払います(歩いてきた人はどうするんだろう)
お金と引き換えに1人1つ網の袋をもらえます
取れた量の重さをちゃんとはかるのを忘れてしまいましたが貝が2kgくらい入りそうな袋でした
3歳以下の子供(無料)と一緒に行きましたが、お金を払わない人の分は袋ももらえません
持って帰っていい量に制限がある
さっき書いたあみあみの袋に入る分までしかとった貝は持って帰れません
狙いの貝があるなら選びながら、狙い以外の貝はリリースしながら潮干狩りしましょう
トイレ
駐車場脇に5台ほど汲み取り式の仮設トイレがあります
会場近くにはコンビニはなさげだったので、きれいなトイレがいい人は会場までの道中で言っておいた方がいいですね
混雑具合
今回僕はGWの次の週の土曜日に行きました
駐車場5割くらい埋まっていて、駐車場入り口周辺は埋まっているので車止められるのかひやひやしましたが、とめられました
潮干狩り場の中はそこまで人がギューギューというわけではなくソーシャルディスタンスは余裕で取れてるくらいといえばいいですかね
他の潮干狩り場のことを知らないですが、吉田海岸は遠浅?ってやつで200mくらい沖まで海底?砂浜?が出てくるので(他も同じような感じなのかな)とても広いので混雑しすぎて身動きとれないということはありませんでした
吉田海岸についたときの写真です
奥の方にしか人がいないので混雑具合はわかりにくいですね….
洗い場
海水をくみ上げて放水しているところが駐車場付近にあります
泥を落としたりすることはここでできます
ですが、海水なのでべたべたしたくないもの、錆びさせたくないものは自分で真水を持参して洗う必要があります
Xもチェック!
吉田漁業協同組合のXアカウント(@yoshida_gk)では吉田潮干狩り場のことも投稿されているので、こちらで最新の情報をチェックしておくといいかもしれません
潮干狩りのもちもの
ここからは吉田海岸に限らず潮干狩りにもっていくもの、持っていけばよかったと思うものを紹介していきます
熊手
砂から貝を掘るために絶対必要です
砂なので手でも掘れなくはないですが、熊手があった方が断然楽です
1人1個持っていくといいと思います
ホームセンターで売っているもので十分だと思います
爪と爪の間に網があるような形のものはNGだったり、規定があるので各会場の規定を調べておきましょう
100円均一にもあるかもとおもって当日探しに行きましたがガーデニングフォークなるものしか見つからず
こちらは爪がまっすぐかちょっと湾曲してる程度で、これでも砂を掘れることは掘れますが、上からひっかいて掘れる90度爪が曲がった熊手が一番楽だと思います
バケツ
とった貝を入れておくのに必要です
帰る前に貝を洗うのにも使えます
砂抜き用の海水を持ち帰る容器
潮干狩りで採った貝は砂をたくさん吸っています
なのできれいな水を吸ってはいてしてもらって砂を一緒に吐き出してもらう必要があります
このとき、水は海水と同じ塩分濃度である必要があるそうでだいたい3%くらいらしいです
水道水に食塩をいれてもできるそうですが、海からとって帰るのが一番楽ですね
採った貝の量にもよりますが、2Lのペットボトル1~2本あるといいんじゃないでしょうか
クーラーボックス&氷
貝は持って帰る間に弱ってしまうのでクーラーボックスと氷があるといいでしょう
ちなみに僕たちは準備不足でもっていってません
一応帰りのコンビニで氷を買ってバケツに貝と入れて持って帰りました
1時間半の帰り道の後半30分くらいから氷を投入しました
それまでは常温だったわけですが、貝は無事でした
その手があったか そり
僕たちは思いつきもしませんでしたが、よく行く人の中では常連なのかも
そりがあれば荷物を載せたりして泥の上を滑らせて楽に運べます(のはず)
次いくときは試してみたいです
ちっちゃい椅子
3、4時間の長丁場なので、ずっとしゃがんで掘るのは足がきつくなってくると思います
(かがんで掘り続けてる方もいましたが、腰痛くならんのかな。なれた感じだったのでいつもそのやり方なのかもしれませんが)
移動するたびに持って歩くのがちょっと面倒ですが、100円ショップでもちっちゃい軽いのが買えるのでぜひもっていきましょう
真水
スマホで写真を撮りたくなったり子供にお菓子をあげたりしないといけなくなるかもしれません
海水であらってもいいですが、泥もつくので真水があった方がいいです
ポリタンクに入れて持ってきて車に置いておいて、帰る前に車のところで体を洗ったりしている人もいました
汚れてもいいタオル
持っていくのを忘れましたが、真水で洗って、さっとふけるタオルを準備しておきましょう
汚れてもいい服、履物
泥の中を歩くので確実に下半身は少なくとも汚れます
荷物をもったり、子供を抱えて移動すると余計にめり込みます
汚れてもいい服と履物で臨みましょう
帰りの車を汚したくないときは着替えも準備していきましょう
子供の機嫌をとるもの
潮干狩りに子供より大人の方が夢中になってしまった場合に必要です
いっぱいとりたいのに子供が疲れて帰りたいと言い出したら心残りですよね
お菓子を与えて、とどまってもらいましょう
羽織るもの
日によるのかもしれませんが、潮風がまあまああたります
僕は半そででふつうにすごせましたが、それなりの時間砂浜で過ごすので人によっては長袖が必要かもしれません
テント
海岸のコンクリートの部分(正しい呼び方がわかりません)にテントを張って基地にしている人もいました
基本ずーっと掘って、疲れたり採りきったら帰るっていうのがほとんどだと思いますが、海岸には屋根がある場所がないので、日陰で休憩できる場所を作るのもいいかなと思いました
採れた貝の種類
今回吉田海岸では4種類(たぶん)の貝を採ることができました
ふだんやることのない砂抜きのこととか書いていきます
アサリ
数でいうとやっぱりアサリがいちばんとれました
海岸では深さ10cmまでのところにいることが多いそうです
砂浜に穴があいているところが貝たちが息をするための管を出している穴なので、それを見つけたらそこを中心に広く浅く掘るといいそうです
採れたアサリはこんな感じ
あとから出てくる他の貝と違って、貝柄の模様がいろいろあって、他3つに当てはまらないやつは全部アサリってことにしてます
カガミ貝
なんかアサリより一回りでかいので、ハマグリ=でかい(食べたことはもしかしたら人生でないかも)というイメージだけで”これがハマグリなんじゃない?”とかいいながらとってましたが、帰って調べるとこれはカガミ貝という貝のよう
縞々模様が特徴です
でかいのでよろこんでとってましたが、一般的には内臓の砂袋の砂を完全に抜くことはできないとされているそうです
なので砂袋は切り取ってあげる必要があるんだとか
調理が面倒なので、きっとたくさんアサリが取れてる潮干狩り客はこれはリリースしてるんだろうなー
よろこんでとって他のバカみたいダナーと思いながら砂抜きを開始したんですが、終わってから1個食べてみると特に砂は感じなかったので、特に砂袋カットは行わず酒蒸しでいただきました
運よくなのか吉田海岸の環境がそうさせているのか、はたまた12時間の砂抜きがよかったのかわかりませんが、1個も砂が入っているカガミ貝はありませんでした
身がでかいので、次回もきっと砂は取れるだろうと信じて採れたら持って帰ると思います
シオフキ
茶色とかピンクっぽい色と同心円状の縞模様が特徴です
潮干狩りの終盤にもう砂を深く掘る力が残ってなかったので、海岸付近を浅く適当に掘ってたらぽろぽろ出てくるので喜んでとってたのですが、これも一般的に一晩おいておいても砂が抜ききれないという厄介系の貝だそうです
ガジッとならないためには内臓を切り落とす必要があるとのこと
ですが、こちらも今回食べたものの中には砂が入ってるものはなくラッキーでした
アカニシ貝
3個ほどしかとれなかった、比較的レアな巻貝です
店で食べたことのあるサザエほどではないですが、弾力があるコリコリ系の貝です
つぶ貝という巻貝の唾液腺にはテトラミンという毒があるそうで、食べると頭痛やめまいがするらしく、このアカニシ貝にもあるんちゃうか?とビビりながら食べました
肝っぽいところは普通に苦そうなので切り落として食べました
特に頭痛とかはならずに済みましたが、あんまり確実なことは言えないので、この貝に限らず見たことのない貝は持って帰るときにスタッフの方に貝の名前と調理方法を聞いておくと安心です
砂抜き
今回と他t貝の砂抜きは海で採って帰った海水を使って行いました
夕方に開始して、次の日の朝までやったので12時間以上は海水につけてました
実際には数時間で十分なようです
タッパーに貝を入れて海水をいれてつけておくだけです
容器が深すぎると貝が呼吸をできず死んでしまうので、浅めがいいそうです(浅ければ貝が水を吸ってはいてするときの水面の動きで空気中の酸素を海水がとりこめるとのこと)
また、砂抜き中は貝が海水をビュッピュと吐きまくってくれるので、容器にはふたをしておきましょう
砂の中の状態を再現するためにアルミホイルなど光を遮断できるものがいいようです
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